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Don't cry baby,please !!

少女フェミニストの備忘録

敵はヘテロセクシズムにあり ユリイカ12月号「百合文化の現在」

 ユリイカ12月号、買いました、読みました。特集は「百合文化の現在」です。

 一百合文字書きとして最近いろいろ考えていたところだったので、ちょうど良いタイミングで購入できたことが良かったです。

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 ユリイカでは、BL特集が確か3回組まれていたと思ったのですが、百合は初めてですね。

 しかしいったい百合とはなんなのでしょうね……。一介の百合文字書きとして毎回考えていることです。そもそも私の書いている小説は百合なのか、レズビアン小説なのか、ただおんなが二人出てくる小説なのか私も実は判然としていません。というかつねに「百合とはなにか」ということを考え続けています。

 ただハッキリしていることは、「ヘテロセクシズム(異性愛至上主義)」が百合の敵だということです。ヘテロセクシズムという言葉は今は亡きフェミニスト竹村和子さんの造語です。

 ヘテロセクシュアル(異性愛指向)はいいとして、ヘテロセクシュアルが意識・無意識に生み出した規範、そしてその規範がもっとも重要なことである、といのがこのヘテロセクシズムというもの。それをぶち壊すのが百合の役目だと思っています。

 もちろんBLでもヘテロセクシズムをぶち壊すような作品があります。英田サキさんの「エス」シリーズ最終巻『最果ての空』なんて、その最たる例にあたるでしょう(名作! BLが苦手な方にもオススメしちゃいます)。

 ただBLも読者のレイヤーが厚くなってきているので、これがBLとはなかなか言い難いですね。

 しかも私はおとこを書くのが苦手なので、女の子のもつ、あの肉体の曲線にうっとりしちゃうタイプ(そして醜い部分があの美しい身体にあるなんて!)なので百合のほうが性に合っているのかなと思っておんなを書くことを選びました。

 私は意識的に少女フェミニストですが、百合を書く場合は、戦略的百合文字書きです。百合というジャンルがまだまだ確定していないがゆえに、ヘテロセクシズムにアンチを唱えられる百合が好きです。そういう作品を私は今後も書いていきたいと思っています。既存の性愛をなぞるのではなく、新しい性愛のありかたを提示したい、と思っています。そういう文字書きでありたいと思っています。

 

 ということで、明日から12月ですね。12月は原稿強化月間です。たぶん1万5000字くらい書くのだろうとなあと思いながら、今からげっそりしそうなのですが、文学フリマで得たパワーで乗り切ります。頑張るぞ! ブログの更新はゆっくりになると思いますが、ご了承ください。

 ということなので、メインで活動している百合小説サイト「泣かないで」よろしくお願いします!